全国からプロの治療家が集まるJBM療法です!坐骨神経痛・オスグッド・三角骨障害・極度の側湾症などの症状の中でも重症なケースを劇的に改善出来るのはJBM療法だけです!

膝の痛み

膝の痛み

膝の痛みの出方は人様々です。

ここではオスグッド・シュラッター病と変形性膝関節症と半月板損傷による膝の痛みについて解説させていただきます。

オスグッド・シュラッター病

オスグッド・シュラッター病

オスグッド・シュラッター病とは、膝かぶの下が痛くて曲がらなくなる病気です。

大腿部前面の筋肉は、大腿部の付け根から膝のお皿を通って膝下の骨(脛骨上部)に付着しております。

膝を曲げると大腿部の筋肉が伸ばされた状態になります。

逆に言えば、大腿部前面の筋肉が伸びなければ膝は曲がりません。

大腿部前面の筋肉が伸びない状態で無理に膝を曲げようとすると膝下の筋肉の付着部が上方に引っ張られてしまい、その部分に痛みが出てしまいます。

そしてこの状態が長く続くと付着部の骨が隆起してしまい、更に酷くなると、付着部が骨から剥離してしまうこともあります。

この様な症状がオスグッド・シュラッター病です。

大腿部の筋肉が伸びなくなってしまう原因は2つあります

①大腿部前面の筋肉と連動関係にある全身数ヶ所の筋肉に、疲労などによる硬結ができてしまうことにより、大腿部前面の筋肉に連動異常が起こるため。

または、

②精神的ストレスによって筋肉が萎縮してしまったため。

この2つに限られます。

大腿部前面の筋肉が萎縮してしまった場合、ストレッチなどをしても、伸縮性を改善することはできません。

ストレッチをすることによって付着部に負荷がかけられ、更に病状を悪化させてしまうことになります。

オスグッドは10歳から15歳くらいまでの成長期に起こりやすい症状ですので、病院ではよく「成長痛だからしょうがない」と言われることが多いようですが、スポーツをやっている子供たちにとっては「成長痛だからしょうがない」で済まされる問題ではありません。

オスグッドはなかなか治らない病気と思われております

何ヶ月も運動を休んで、治療に専念しているのに、それでも良くならないというのがオスグッドの特徴です。

なぜ治らないのでしょう?

単純に筋肉の疲労が原因で大腿部前面の筋肉の伸縮性が損なわれ、膝が曲がらないという現象が起こるケースもあります。

①のオスグッドがそれです。

その場合であれば、筋肉の疲労を取る施術をするだけで(数分間で)膝が曲がるようになります。
(注、患部を直接施術していても曲がるようにはなりません。)

しかしそんな単純なケースはまれです。

なぜかというと、オスグッドの患者さんのほとんどが②のタイプだからです。

ですから筋肉を揉み解そうと努力しても、一向に改善されなくて当たり前なのです。

JBMでは①か②かを確認するところまでは5分~10分です

確認する作業とは、それ自体が施術ですので、確認しながら改善されていきます。

時間的には、①のタイプのオスグッドでしたら、5分~10分もあれば改善されます。

②のタイプのオスグッドでしたら、カウンセリングが必要になりますので、その時間も含めて(患者さんにもよりますが)1時間~1時間半で改善可能です。

しかし、患者さんがカウンセリングを受け入れない場合は、改善は不可能となります。

この様に、手技で治るオスグッドもありますが、手技ではビクともしないオスグッドもあるということを、世の中にもっと理解していただきたいところです。

ストレスが溜まると(ストレスの種類によりますが)膝は見事に曲がらなくなります。

そしてストレスの治療をすると、膝はウソの様に曲がるようになり、それを見ていた親御さんは「本当に痛くないの? 無理しなくてもいいんだよ! 本当? 本当に痛くないの?・・・」という言葉を連発されます。

オスグッドは1回の治療で改善可能です!

オスグッド・シュラッター病でお困りの方はお問合わせフォームからどうぞ。


変形性膝関節症

画像の説明





変形性膝関節症は、

50代以降の女性に多い病気と言われております。


症状はと言うと・・・

初期
①朝起きたときの歩き始めが痛い。
②膝の曲げ伸ばしが困難。

中期
③つかまらなければしゃがめない。しゃがんだら立ち上がれない。
④階段の昇り降りが痛い。
⑤正座が出来ない。

後期
⑥膝周囲の腫れ。
⑦むくみ。
⑧水がたまり重だるさを感じる。
⑨骨の変形。



この様に初期の段階で適切な処置をしていかなければ、症状はどんどん悪化していき、しまいには後期の様な状態になってしまいます。

骨の変形でよくあるケースは、若い頃は真っ直ぐの脚だったのが、年齢を重ねるとともにO脚がすすんでしまうことによって、更に膝関節に負担がかかってしまうというのがよくあるケースです。

注)中高年になるとすべての方達に変形性膝関節症が起こるわけではありません。

この様になってしまっても、その患者さんに合った(人によって原因は違います)適切な施術を繰り返すことによって、膝の変形(O脚)も痛みも改善することは可能です。



どう見てもまだ変形していないのに、年齢や症状から判断されて変形性膝関節症と病名を付けられることもよくあります。

膝が痛くなり病院で診てもらい「変形性膝関節症ですよ!」と診断されて、膝に対する治療が始められます。

治療開始時は変形していなかった膝も、治療を開始してから1年が過ぎ2年が過ぎ3年が過ぎ・・・、時間の経過とともに段々と膝の腫れや痛みや可動制限や変形(O脚)がすすんでいきます。

治療しているのに何故悪化していくのでしょう?

症状の進行は止められないのでしょうか?

手術して人工関節にするしか手がないのでしょうか?

変形性膝関節症の原因は?

①若い頃に膝を酷使してしまったから今になってその後遺症が出た?
②正座ばかりしていたから?
③重い物を持って負担がかかったから?
④捻ったから?
⑤歩きすぎたから?
⑥運動不足?
⑦歳だからしょうがない?
⑧膝のクッションが磨り減っているから?

上記はすべて関係ありません!

そもそも、変形性膝関節症になる人とならない人とではどこが違うのでしょう?

はい、そこが一番のポイントなんです!

変形性膝関節症の原因は意外なところにあります。

その意外なところを改善しなくては、中高年期に起こる膝痛(変形性膝関節症)は改善することは出来ないんです。

ですから長年治療を続けているにも関わらず症状が進行してしまうという場合は、本当の原因にアプローチ出来ていないということです。

その意外な原因を持ち合わせていない方は、中高年期に入っても(ずっと原因を持たずにいることが出来れば)変形性膝関節症は起こりません。

変形性膝関節症になる人とならない人とでは、そこに違いがあるのです。

原因の特定にはJBMのカウンセリングが必要です。

変形性膝関節症でお困りの方はお問合わせフォームからどうぞ。


半月板損傷

半月板損傷

膝関節は、太ももの骨(大腿骨)と、スネ(脛骨)と、皿(膝蓋骨)の3つの骨から形成されています。

大腿骨と脛骨の間に挟まれるような形で、内側(内側半月板)と外側(外側半月板)に三日月型をした半月板といわれる繊維状のクッションがあります。

半月板は体重の荷重を分散したり、ジャンプなどによる関節軟骨(向かい合う面を覆うすべすべした軟骨)への衝撃を吸収するクッションの役割があると考えられております。

半月板はスポーツなどで、大きな衝撃が繰り返されることによって、亀裂が入ったり、裂けたり、ささくれたりすることがあります。
これを半月板損傷といいます。

半月板が損傷すると膝の痛みや可動制限が起こると考えられております。

膝の痛みや可動制限が出ると、半月板に損傷が起こっていることが疑われます。

半月板の治療には、保存療法と手術療法があります。

保存療法はギブスや装具などを使いますが、損傷範囲が小さくダメージが少ない場合に限られます。

手術療法は、損傷した部分を関節鏡で切除して形を整えます。


JBMでは、膝の痛みや可動制限と半月板の損傷とは関係ないと考えます。

理由は、「半月板の損傷と診断された」という患者さんでも、膝痛や可動制限(正座が出来ない)などの症状は、半月板損傷部位にアプローチしなくても改善されるからです。

また、実際に半月板の損傷があり、関節鏡での切除手術をしたとしても、症状にまったく変化がない患者さんが多いということも「半月板の損傷は関係ない!」と考える理由の一つです。


米国整形外科医学会で発表された研究結果では次のような面白い内容が記されております。

http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_62.htm

下の記事は上の記事と同じものですが、こちらの方が分かりやすく書かれております。

タイトル:変形性膝関節症への関節鏡下デブリドマンはプラセボ効果しかない〔サンフランシスコ〕

当地で開かれた米国整形外科医学会(AAOS)の年次集会で、ペイラー大学医療センター(テキサス州ヒュ-ストン)整形外科の Bruce Moseley 教授は、変形性膝関節症(膝OA)の患者に関節鏡下デブリドマンや関節内洗浄を行っても、2年後の予後はプラセボと差がないとする研究結果を発表した。

“プラセボ効果は大きい”

復員軍人局医療センター(テキサス州ヒューストン)でも手術を行っている Moseley 教授は「今回の結果はプラセボ効果の驚異的な力を示していると同時に、疑わしい手術的治療を行うよりも、別なところに費用を投じるべきであることを示唆している」と述べた。
 今回の研究では膝OA患者180例を60例ずつ3群に分け、第1群には関節鏡下デブリドマン、第2群には関節内洗浄、第3群には見せかけだけの処置(つまり患者を鎮静状態にして皮膚を切開・縫合し、皮下の組織には全く手を加えない)を行った。また、患者を膝OAの重症度により軽度、中程度、重度の3群に分け、各治療法における重症度別被験者が同数になるようにした。
 全症例への処置は同教授が行い、手術室のスタッフも毎回同じメンバーとしたが、その後のフォローアップ検査は、各患者がどのような処置を受けたかは知らされていない医師が担当した。患者の評価は処置から2週間後、6週間後、3か月後、6か月後、12か月後、18か月後、24か月後に行った。2年間にわたるフォローを完遂できた患者は全体の92%(180例中165例)で、試験終了時の最終的な評価は108項目に及んだ。
 同教授は「実質的に、どの時点のどの項目も3群で差がなかった。唯一の違いは、プラセボ群では処置2週間後の痛みが少なかったことくらいだ」と述べた。
 納得できないと主張する整形外科医に対し、同教授は「2週間後以降はどの時点でも3群の間に統計学的有意差は認められなかった。そのうえ、3群とも処置前に比べて痛みは有意に軽減していた」と答え、さらに「あなたは驚いているようだが、私だって驚いている」とコメントした。
 発表によると、一定距離を歩ける、もしくは所定の階段を休まずに上れるようになるまでにかかった時間にも差はなかった。3群とも患者は自分が受けた処置に満足していたが、いずれの群においても2年後には満足度は多少低下していた。
 今回の調査結果は術前の病態生理学や患者が服用していた薬剤などによる影響はなんら受けておらず、心理学的因子(特に処置に対する患者の期待度)が予後を推測する最良の因子となった。

医師への信頼が何よりの治療

 Moseley 教授は「今回の結果は、膝OAに村して関節鏡を施行することの利点はプラセボ効果によるものにすぎないことを示している。整形外科医は、患者が術後に『症状が改善した』と言えば、それは自分たちの専門技術や練度のたまものだと思いがちである。しかし今回の結果は、患者が医師の腕前を信頼することが大きな影響を及ぼすこと、そしてこの信頼するという心理こそ、われわれが提供できるどのような治療法よりも予後を左右すること示している」と主張した。 この考えが正しければ、「このような膝OA患者にプラセポを行わず、関節鏡治療を行うのはどのような場合か」という疑問が生じるが、同教授はこの点に関しては議論が必要であることを認めつつ「整形外科医は、より効果的治療法を見つけることに精力をついやすべきだ」と述べた。

プラセボとは、「本物の薬と外見は同じだが、薬の成分が含まれていないもの」、いわば偽物の薬です。

ヒトの場合、本物の薬(実薬)の代わりにプラセボ(偽薬)を投与すると、実際には薬の成分を飲んでいないのに、症状が軽くなることがあります。これは、プラセボ効果と呼ばれており、「薬を飲んだから効くはずだ、という無意識の思い込み」が、症状を軽くする原因だと考えられています。プラセボ効果は、痛みなどの自覚症状についてよく見られます。


以上のことから考えても、痛みや可動制限と半月板の損傷は関係ないと言えそうです。


膝痛症例集


半月板の損傷と診断され、手術したのにいつまで経っても治らないとお困りの方は、お気軽にご相談ください。



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