日本で行われている一般的な気功治療とJBMの気功治療との違い
日本で行われている一般的な気功治療とJBMの気功治療との違い
JBMでは、「患部に原因は無い!」という「人体の法則」の発見以降、「痛みや病気の原因がどこから来ているのか?」という、症状を改善させるために一番重要な部分にたどり着くことが出来ました。
ちょっとだけJBM理論の「人体の法則」を説明します・・・
痛みや病気には必ず原因があります。
JBMではその原因を分りやすく8つにレベル分けしております。
なぜ8つかといいますと、今現在発見されているレベルが1~8まであるからです。
もちろんその全てのレベルの患者さんに対しての改善法が確立されております。
ここではその内のレベル1を解説いたします。
レベル1というのは、打撲・捻挫・肉体疲労などが原因で起こる身体的トラブルを指します。
この身体的トラブルにも幅があり、単純に(1)患部をマッサージして肉体疲労を取ると痛みなどの症状が消えてしまうケースもあれば、(2)いくら患部を施術をしても痛みが消えないケースまで多種多様です。
いくら施術をしても痛みが消えないケースの場合、「奥深くまで疲労しているから」と思われがちですが、実はそうではありません!
人間の身体はそんなに深くはありませんので、いくら施術をしても疲労が取れないということは単純な肉体疲労ではありえません。
このようなケースの場合JBMの人体の法則マップが有効です。
人間の身体を、頭・体・上肢・下肢・前面・背面に分けると、それぞれが互いに連動しあうポイントが必ずあり、それぞれがお互いに影響し合っています。
どこかに痛みが発生した時、その痛い箇所を施術しても改善反応が見られない場合は、全身に分布する他の数ヵ所の連動ポイントに痛みの原因があります。
その患部以外の連動ポイントにある痛みの原因(筋肉の硬結など)を取り除くことによって、患部の痛みは消失します。
これが人体の法則のレベル1です。
人体にはこの様な法則があと7つあることが分かっております。
ここで話しを元に戻しますが、
日本で行われている一般的な気功治療とJBMの気功治療との違いは、
「患部には直接気功治療は行わない!」というところです。
なぜかと言いますと、上の(2)の様なケースがほとんどなので、患部を施術しても短期間で改善されることは無く、その場で楽になったとしても、すぐにまた痛みが復活してしまいますので、患部を直接施術するのではなく連動ポイント(原因部位)に対しての施術を行うわけです。
それによって痛みの戻りが無くなるわけですから、気功でも同じ方法を取っております。
一般的な気功の場合、患部に気を流し、患部周辺の筋肉の硬結を緩め、痛みを取っていく方法を使います。
気を流すと筋肉は緩みますので、マッサージなどで揉み続けるより格段の速さで楽になります。
しかし、患部に原因があるのであれば、患部に気を流すだけでも良いのですが、患部に原因が無い場合の方が多いので、患部に気を流しても筋肉が緩まなかったり、痛みが取れないケースの方が多くなってしまいます。
ですから、①気を流したら痛みが取れるケースと、②気を流したら痛みは取れるけどすぐに戻ってしまうケースと、③気を流してもまったく変化しないケースがあるわけです。
気を強くしてもダメ!
気功治療の先生は、患者さんにいくら気を流しても改善されない場合、「患者さんが重症すぎて自分の気が負けてしまうから、いくら気を流し続けてもなかなか筋肉が緩んでくれないんだ!」と思い込んで、「更に強い気を身に付けよう!」という方向に走ってしまう先生が多く見受けられますが、これは気を強くしたところで解決できる問題ではありません。
どのケースにも必要なのは、患部ではなく原因部位に起こってる筋肉異常を改善してあげるということであり、そうしなくては根本から改善してあげることはできないということです。
ここには気の強さは関係ありません。
気が強いと、確かに患部に気を流すと、かなりきつい痛みでも取れてしまうという現象が起こるのも事実ですが、でも症状がきつければきついほど戻るのも早く、一度取れた痛みでも5分も経てば元に戻ります。
原因部位にアプローチしてないので、原因はそのまま残っていますので、戻って当然です。
JBMでは過去のその様な経験を踏まえた上で、「なぜ治らないのか?」「なぜ戻るのか?」「なぜ緩む硬結もあれば緩まない硬結もあるのか?」などを追求してきた結果、原因の特定法を発見し、それによって戻りの無い施術を確立することが出来たのです。
これが、日本で行われている一般的な気功治療とJBMの気功治療との違いです。
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